【2026年版】フリーランスエンジニアの単価交渉の正解|月10万アップさせる「根拠」と市場価値診断

「自分の単価は高すぎるのか、安すぎるのか」——フリーランスエンジニアにとって、単価設定は収入を左右する最重要テーマです。高すぎれば案件が来ず、低すぎれば自分を安売りしてしまう。このジレンマに悩む方は多いのではないでしょうか。

本記事では、フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス「SkillAssign」を運営するDeFactoryが、発注側の視点も交えながら解説します。基本知識から相場データ、適正診断、交渉術、長期戦略まで網羅。読み終わる頃には、自分の適正単価を見極め、自信を持って交渉に臨めるようになるはずです。

1. 単価を決める前に知っておきたい「フリーランスのお金の現実」

単価を決める前に、まずフリーランス特有の「お金の仕組み」を理解しておきましょう。会社員とフリーランスでは同じ年収でも手取りが大きく異なります。この章を読めば「単価設定の前提条件」が整い、後続の相場データや診断方法を正しく活用できるようになります。

1-1. 単価=手取りではない|会社員との収入構造の違い

会社員の「給料」とフリーランスの「単価」は、根本的に異なる概念です。

会社員の場合、給与から社会保険料・税金が天引きされた「手取り」を受け取ります。しかも、社会保険料の半分は会社が負担してくれています。

一方、フリーランスは単価(売上)から自分で以下を支払う必要があります。

  • 所得税・住民税
  • 国民年金・国民健康保険(全額自己負担)
  • 業務に必要な経費(PC、通信費、交通費など)

たとえば月単価80万円の案件でも、これらを差し引くと実際の手取りは大幅に減少します。

この構造を理解せずに「会社員時代と同じ単価でいいや」と考えると、生活が苦しくなるリスクがあります。

「単価=売上」であり、「手取り」ではない——これがフリーランスの収入構造の基本です。

1-2. 会社員時代より1.3〜1.5倍を目指すべき理由

では、会社員時代と同じ生活水準を維持するには、どの程度の単価が必要なのでしょうか。

結論から言うと、会社員時代の年収の1.3〜1.5倍を目安に単価設定すべきです。

以下の比較表をご覧ください。

【会社員 vs フリーランス 手取り比較表(年収500万円の場合)】

項目会社員フリーランス
額面収入500万円500万円
社会保険料約72万円約67万円
所得税・住民税約36万円約82万円
手取り目安約392万円(78%)約351万円(70%)

※会社員の社会保険料は労使折半後の本人負担額。
※フリーランスは国民健康保険+国民年金(青色申告65万円控除適用時)

同じ500万円を稼いでも、手取りで約40万円の差が生まれます。さらにフリーランスには表に現れない「隠れコスト」もあります。

  • 退職金がない(会社員は年収の数%相当を会社が積立)
  • 有給休暇がない(稼働しない日は収入ゼロ)
  • 福利厚生がない(健康診断、各種手当など)
  • 経費が自己負担(PC、通信費、会計ソフトなど)

これらを含めると、会社員時代と同等の生活水準を維持するには1.3〜1.5倍の単価設定が必要になります。「額面は増えたけど、税金払ったら会社員時代より減っていた」という失敗パターンは珍しくありません。

ただし、悲観する必要はありません。Relance「フリーランスエンジニア白書2024」によると、フリーランスエンジニアの59.5%が「独立後に収入が上がった」と回答しています。適切な単価設定をすれば、収入アップは十分可能です。

出典:Relance「【2024年版】フリーランスエンジニア白書1000人に聞いた!フリーランスエンジニアの実態調査」

1-3. 人日単価・月額単価・時給の計算方法と使い分け

フリーランスエンジニアが実務で使う単価の表し方には、主に3種類あります。

1. 人日単価

「1日あたりいくら」で計算する方法です。

計算式:月収 ÷ 稼働日数 = 人日単価

例:月収80万円 ÷ 20日 = 人日単価4万円

案件選びや交渉の基準として便利で、「自分の1日の価値」を把握できます。

2. 月額単価

案件募集でよく見る「月○○万円」という形式です。ただし、想定稼働時間とセットで見ないと判断を誤ります。

例:「月60万円(160時間想定)」と「月50万円(100時間想定)」では、後者の方が時間あたりの効率は良いのです。

3. 時給換算

月額単価を稼働時間で割って算出します。

計算式:月単価 ÷ 稼働時間 = 時給

【時給換算の比較例】

案件月額単価想定稼働時間時給換算
A案件65万円160時間/月4,063円
B案件50万円100時間/月5,000円

一見、A案件の方が月収は高いですが、時給換算するとB案件の方が効率的です。「高単価案件だから」と飛びついて残業漬けになっては本末転倒。必ず数字を分解して判断しましょう。

📌 Pro Tip|採用担当の本音

採用担当は「時給換算したときの割高感」を必ずチェックしています。月額だけでなく時給換算で妥当性を説明できると、交渉がスムーズに進みます。

2. 【経験年数・スキル別】フリーランスエンジニアの単価相場一覧

自分の適正単価を知るには、まず市場の相場を把握することが大切です。ここでは経験年数・言語・職種・稼働条件といった複数の切り口から、最新の相場データを紹介します。相場を知ることは交渉時の根拠資料としても活用できます。

2-1. 経験年数別の単価相場(1年未満〜10年超)

フリーランスエンジニアの単価は、経験年数によって大きく変わります。以下の表で自分のポジションを確認してみてください。

【2026年版 経験年数別 単価相場早見表】

時給換算相場レンジ(月)求められるスキル求められるスキル
1年未満30〜40万円基礎的なコーディング、指示を受けて作業できる実務経験を積む、ポートフォリオ充実
1〜2年40〜50万円一人称で実装可能、基本的な設計理解得意言語・フレームワークの習得
3年60〜65万円詳細設計〜実装〜テストを自走上流工程への参画経験
4〜5年70〜80万円基本設計対応可、後輩指導経験PM/PL経験、顧客折衝スキル
5〜7年80〜100万円要件定義から参画、チームリード専門領域の確立、複数プロジェクト経験
8〜10年90〜120万円アーキテクチャ設計、技術選定マネジメント経験、希少スキル
10年超100〜150万円以上組織・事業への技術貢献CTO経験、複数領域のスペシャリスト

出典:エン・ジャパン「フリーランススタート」月額単価動向調査

ポイントは「3年」と「5年」が大きな壁になることです。3年以上になると高単価案件のチャンスが増え、5年を超えると月80万円以上も現実的になってきます。

ただし、経験年数だけで単価が決まるわけではありません。同じ5年目でも、案件の難易度や専門性によって月60万円台の人もいれば、100万円を超える人もいます。

2-2. プログラミング言語別の単価傾向と高単価が狙える言語

言語によっても単価相場は大きく異なります。「需要が高く、供給が少ない言語」ほど高単価になる傾向があります。

【2026年版 プログラミング言語別 単価相場早見表】

言語相場レンジ(月)高単価の条件2026年トレンド
TypeScript80〜120万円React/Next.js経験、設計スキル需要増(★★★★★)
Go80〜120万円マイクロサービス設計経験需要増(★★★★★)
Python70〜110万円AI/ML実装経験、データ基盤構築需要増(★★★★★)
Rust85〜130万円システムプログラミング経験急上昇(★★★★★)
Scala80〜110万円大規模データ処理経験安定(★★★☆☆)
Ruby70〜100万円Rails熟練、設計スキル安定(★★★☆☆)
Java60〜90万円Spring Boot、大規模開発経験安定(★★★☆☆)
PHP55〜80万円Laravel、レガシー改修経験横ばい(★★☆☆☆)

出典:HiPro Tech「ITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキング〜2024年の市場動向と2025年の展望〜」

出典:エン・ジャパン「フリーランススタート」月額単価動向調査(2025年9月度)

2024〜2025年にかけて、TypeScript・Python・Rustの需要が急増しています。特にRustは6か月連続で単価が上昇し、平均93.7万円に達しました。

ただし、言語だけで単価が決まるわけではありません。Java一筋でも、金融系の大規模開発経験があれば月100万円超えは可能です。言語スキルと「業務領域」の掛け算で市場価値は決まります。

2-3. 職種・ポジション別の単価レンジ(実装〜PM/PLまで)

同じエンジニアでも、担当するポジションによって単価は大きく変わります。

【2026年版 職種・ポジション別 単価相場早見表】

職種・ポジション単価レンジ(月)特徴
PM・PMO90〜150万円以上プロジェクト全体の責任を負う
ITコンサルタント90〜130万円経営・事業視点での提案力
テックリード80〜120万円技術選定・アーキテクチャ設計
機械学習エンジニア75〜110万円AI/ML専門スキル
クラウドエンジニア70〜100万円AWS/GCP/Azure設計構築
セキュリティエンジニア70〜100万円セキュリティ専門知識
バックエンドエンジニア60〜90万円API設計・DB設計
フロントエンドエンジニア55〜85万円UI/UX実装
インフラエンジニア60〜90万円サーバー・ネットワーク構築

出典:フリーランスボード「IT職種別平均年収ランキング」(2024年2月〜2025年12月)

出典:エン・ジャパン「フリーランススタート」月額単価動向調査(2025年11月度)

注目すべきは、PM/PMOや ITコンサルタントなど「上流工程」を担うポジションが突出して高単価であることです。実装スキルに加えて「チームを動かす力」「顧客と折衝する力」を身につけることで、単価は大きく上がります。

📌 Pro Tip|採用担当の本音

実は「実装スキル」より「ドキュメント力」で単価を決めることがあります。設計書やレビューコメントが丁寧なエンジニアは、チーム全体の生産性を上げるため高評価されやすいです。

2-4. 稼働日数・契約期間・難易度による単価変動の考え方

同じスキルレベルでも、案件の条件によって単価は変動します。

稼働日数による変動

週5フルタイム常駐より、週2〜3日稼働の方が時間単価は割高になりやすい傾向があります。クライアント側も「短時間で成果を出せる即戦力」に対しては、高めの単価を設定するためです。

契約期間による変動

短期・単発案件は、長期案件より高めに設定されることが多いです。これはエンジニア側の「次の案件を探すリスク」を補填する意味があります。

業務範囲による変動

上流工程(要件定義・基本設計)や顧客折衝まで担う案件は、実装のみの案件より単価上乗せが妥当です。責任範囲が広がる分、報酬も上がるべきという考え方です。

成果物単価の注意点

時間単価ではなく「成果物単価」で契約する場合は、バッファを含めた見積もりが必要です。想定外の修正対応が発生しても、追加報酬が出ないリスクがあるためです。

3. 「自分の適正単価はいくら?」を見極める5つの診断方法

相場データを把握したら、次は「自分の適正単価」を診断しましょう。一つの方法に頼るのではなく、複数のアプローチを組み合わせることで、より精度の高い適正単価が見えてきます。

3-1. セルフ診断:目標月収から逆算する3ステップ

特別なツールを使わず、自分で適正単価を算出する方法を紹介します。

ステップ1:目標年収を設定する

まず、生活に必要な金額を洗い出します。

  • 生活費(家賃・食費・光熱費など)
  • 税金・社会保険料(年収の約20〜30%)
  • 事業経費(PC・通信費・交通費など)
  • 予備資金(無収入期間のバッファ)
  • 貯蓄・投資

これらを合計して目標年収を設定します。

ステップ2:目標月収を算出する

目標年収 ÷ 12か月 = 目標月収

例:年収960万円 → 月収80万円

ステップ3:人日単価を算出する

目標月収 ÷ 想定稼働日数 = 人日単価

例:80万円 ÷ 20日 = 人日単価4万円

この基準単価を2章の相場データと照らし合わせ、高すぎないか低すぎないかを検証します。相場から大きく外れている場合は、目標を調整するか、スキルアップで相場に近づける計画を立てましょう。

3-2. エージェントの無料診断ツールを活用する

各フリーランスエージェントが提供する無料診断ツールも活用できます。

サービス名設問数所要時間特徴
ギークスジョブ約50問10分程度詳細診断、精度が高い
フリコン8問3分程度将来予測付き
ISSUE7問30秒根拠レポート付き
テクフリ5分程度診断後に案件提案
レバテックフリーランス5分程度登録不要で利用可能

おすすめの活用法は、複数のツールで診断して結果を比較すること。ツールによって算出ロジックが異なるため、複数の結果を見ることでより妥当なラインが見えてきます。

エージェントへの登録を検討している方は、そのまま案件紹介につなげられる利点もあります。

3-3. スキルシートで見極める自分の市場価値

自分のスキル・経験を棚卸しし、市場価値を客観的に評価する方法です。

スキルの棚卸し

以下の項目をリストアップし、それぞれの熟練度を整理します。

  • プログラミング言語・フレームワーク
  • インフラ・クラウド(AWS/GCP/Azureなど)
  • ツール(Git、Docker、CI/CDなど)
  • 業務知識(金融、医療、ECなど)

熟練度は「指導を受ければできる」「自走できる」「他者を指導できる」の3段階で評価すると明確になります。

プロジェクト経験の整理

  • プロジェクト規模(人数、期間、予算)
  • 担当役割(実装のみ/設計/リード/PM)
  • 具体的な成果

これらを整理して「自分は初級・中級・上級のどのレンジか」を判断します。

📌 Pro Tip|採用担当の本音

スキルシートに「定量的な成果」を1つ入れるだけで印象が変わります。「レスポンス速度を30%改善」「テストカバレッジを80%に向上」など、数字で語れる実績を用意しましょう。

3-4. 【発注側の本音】企業が「この単価なら即決する」と思う条件とは

ここからは、フリーランスエンジニアの案件紹介を行うDeFactoryが、発注企業の視点をお伝えします。

企業がエンジニアを選ぶとき、単価だけを見ているわけではありません。判断しているのは「この単価でこのスキル・経験のエンジニアを採用する価値があるか」というコストパフォーマンスです。

安すぎる単価のリスク

意外かもしれませんが、安すぎる単価は「自信がないのでは?」「何か問題があるのでは?」と見られるリスクがあります。

高すぎる単価のリスク

一方、相場から大きく外れた高額提示は、予算オーバーで検討対象から外されます。

「即決したくなる」単価設定のポイント

発注側が即決したくなるのは、以下の条件が揃ったときです。

  • 相場の範囲内で、やや上位の単価設定
  • スキル・経験が単価に見合っている明確な根拠
  • 類似案件の実績がある安心感
  • コミュニケーションの質が高い

📌 Pro Tip|採用担当の本音

発注側が最も重視するのは「この人に任せて大丈夫か」という安心感です。単価の妥当性よりも、過去の類似案件経験やコミュニケーションの質で判断されることが多いです。

4. 単価交渉で損しないために|成功する交渉術と長期戦略

適正単価を把握したら、次は実際に交渉を成功させるテクニックです。単発の交渉術だけでなく、長期的に単価を上げていくキャリア戦略も紹介します。

4-1. 単価交渉の適切なタイミングと準備すべき根拠資料

単価交渉で成功するには「タイミング」と「準備」が重要です。

交渉のベストタイミング

  • プロジェクト開始前(契約締結時)
  • 契約更新時
  • 担当範囲が拡大したとき
  • 市場相場が上昇したとき

逆に、プロジェクト途中での急な値上げ要求は避けましょう。クライアントとの信頼関係を損ねる可能性があります。

準備すべき根拠資料

  1. 市場相場データ(本記事の表などを活用)
  2. 自分の実績・成果(定量的な数字があると◎)
  3. 担当範囲の変化(当初より拡大していれば交渉材料に)
  4. 類似案件の単価事例

「なぜその単価が必要か」を論理的に説明できる状態を作ることが大切です。感情的な交渉ではなく、双方が納得できる「価値交換条件の調整」という姿勢で臨みましょう。

4-2. 成約率を下げない価格提案の3つのコツ

高単価を狙いつつも成約率を落とさないためのテクニックを紹介します。

コツ1:相場の範囲内に収める

2章で紹介した相場データを参考に、クライアントにとって「納得感のある範囲」で提案します。相場から大きく外れると、検討対象から外されるリスクがあります。

コツ2:レンジで提示する

「月80万円」と固定で伝えるより、「月75〜85万円(業務範囲による)」とレンジで提示する方が柔軟性を示せます。クライアント側の予算調整もしやすくなります。

コツ3:長期契約には割引を提案する

「6か月以上の契約であれば月5万円引き」など、クライアントにとってのメリットを作ることで成約率が上がります。長期案件は収入の安定にもつながるため、双方にとってWin-Winです。

【交渉メール/チャットテンプレート】

【件名】契約更新に関するご相談

〇〇様

いつもお世話になっております。
貴社プロジェクトでの貢献範囲が当初より拡大しているため(具体的には〜〜〜)、
次回の契約更新にて単価の見直し(+X万円)をご検討いただけないでしょうか?

【根拠】
・担当範囲の拡大:〜〜〜
・成果実績:〜〜〜
・市場相場との比較:〜〜〜

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

見積書には内訳を明示し、「この金額でこれだけの価値を提供する」と見える化することで、単なる価格競争ではなく価値訴求型の提案ができます。

4-3. 高還元を実現するエージェント・案件の選び方

単価交渉だけでなく、「どのルートで案件を獲得するか」も手取りに大きく影響します。

エンド直案件(直請け)のメリット

仲介会社を挟まない「エンド直案件」は、中間マージンがないため高単価になりやすいです。仲介会社が複数入ると、それぞれがマージンを取るため、実際に受け取る金額が減ってしまいます。直接契約と比べて月10〜20万円の差が出ることも珍しくありません。

フリーランスエージェントを選ぶ際のチェックポイント

  • 還元率(67%以上が目安)
  • エンド直案件の比率
  • 紹介される案件の平均単価
  • 案件選択制度の有無

「エージェント選びで年収が数十万円変わる」のは現実です。単価交渉の前段階として、そもそも高単価案件に出会える環境を整えることが重要です。

📌 Pro Tip|採用担当の本音

還元率だけでなく「案件の質」も重要です。還元率が高くても低単価案件しかなければ意味がありません。エンド直案件の比率や、紹介される案件の平均単価も確認しましょう。

【関連記事はこちら】【2026年版】フリーランスエンジニアのリモート・フルリモート実態調査|単価相場と「稼げる」案件の選び方

4-4. 単価100万円超を目指すキャリア戦略とよくある失敗例

月単価100万円超を目指すための長期戦略と、よくある失敗例を紹介します。

高単価を実現するための3つの戦略

  1. 専門スキルの深掘り:AI/機械学習、セキュリティ、クラウドアーキテクチャなど、需要が高く人材が少ない領域でスペシャリストを目指す
  2. 上流工程・マネジメント経験の獲得:PM/PL経験を積み、「チームを動かせる」「顧客と直接話せる」付加価値を持つ
  3. 実績の見える化:ポートフォリオの充実、登壇・執筆活動など、外部から評価されやすい形で実績をアピールする

よくある失敗例と対策

失敗パターン原因対策
自信のなさから安売り相場を知らない本記事の相場データで客観視
相場無視の高額提示で案件ゼロ自己評価が過大複数の診断ツールで検証
交渉せず言い値で受け続ける交渉への苦手意識根拠資料を準備して挑む
見積もり漏れで赤字労働工数見積もりの甘さバッファを含めた見積もり
スキルアップせず単価停滞現状維持バイアス定期的な市場価値チェック

失敗から学び、着実に単価を上げていく姿勢が大切です。

【関連記事はこちら】【2026年版】バックエンドエンジニアのポートフォリオの作り方|クライアントに選ばれる項目・技術・構成を解説

5. まとめ|「交渉が怖い」を卒業し、適正単価で働こう

本記事では、フリーランスエンジニアの単価について、基本知識から相場データ、適正診断、交渉術、長期戦略まで解説しました。

この記事のポイント

  • フリーランスは単価=手取りではない。会社員時代の1.3〜1.5倍を目安に設定
  • 相場データを把握し、自分のポジションを客観的に理解する
  • 複数の診断方法を組み合わせて適正単価を見極める
  • 交渉は「根拠資料」を準備して、価値訴求型で臨む

単価設定は「自分の市場価値を知り、高め、適切にアピールするプロセス」です。一度決めたら終わりではなく、スキルアップや実績の積み重ねによって継続的に見直していくことが大切です。

「交渉が怖い」「相場がわからない」と悩む前に、まずは客観的な数字を把握するところから始めてみてください。

DeFactoryの「SkillAssign」では、あなたのスキルシートを元に「企業が即決する適正単価」について無料のキャリア相談を通じてお伝えできます。エンド直案件が多く高単価を実現しやすいのが特徴で、上流工程の案件も豊富に扱っています。交渉で失敗して損をする前に、答え合わせをしに来てください。

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この記事を書いた人
電機・通信・エンタメ・人材・介護・福祉と幅広い業界でマーケティングおよびデザインを長く経験。マーケティング、デザイン、リサーチを横断した深い顧客視点を活かし、「戦略と表現をつなぐライター」としても活動中。執筆実績は1000件を超え、クラウドワークスではTOPプロクラウドワーカーに認定。

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